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小浜は昔から京都と深いつながりを有してきた。若狭湾に面する小浜には、今も生活のいたるところに京文化が根付いている。千本格子の家々が軒を連ねる三丁町の通りは、三味線の音やすれ違う着物姿の女性の何気ない会話の中に響く京言葉が、その空気にとけ込んでまるで祇園の界隈を歩いているような錯覚を覚える。
何とも艶があり、風情のある光景。風流で、情緒的で、気品があって、旅人を思わず引き込んでしまう魅力がある。
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高成寺は足利尊氏が暦応2年(1339)に若狭小浜に建立した安国寺であり、元僧竺仙梵僊の法嗣大年法延を迎えて開山とした臨済宗の名刹。高成寺観音堂の本尊として安置される等身の十一面千手観音立像平安時代初期の9世紀後半頃の製作と推定され、若狭地域における千手観音像の最古作例として国指定重要文化財に指定されている。
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小浜市街の西端、小浜湾に面し、海望山の東麓に位置する公園。展望台からは、小浜市内をはじめ、内外海・大島の両半島が見渡せる。
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梅田雲浜(うめだうんぴん)幕末の尊皇志士
文化12年(1815年)小浜市雲浜で小浜藩家臣の矢部家に生まれた。後に祖父の実家である梅田姓を名乗り藩校で崎門学を学んでいる。江戸末期、尊皇攘夷を唱え、志士の指導者として勅許反対を推進したが、安政5年(1858年)の「安政の大獄」で捕らえられ獄中で病死す。「妻は病床に臥」の句を残している。
松源寺に墓碑、小浜公園に顕彰費、中央公園に銅像、千種二丁目に生誕碑がそれぞれある。
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