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昼食を近くの「濱の四季」で済ませてきたが、ここにも結構なメニューがあった。明日の「蘇洞門(そとも)めぐり遊覧船」の割引券が置いてあり、儲け物であった。
この施設は『心やすらぐ美食の郷 御食国若狭おばま』が推進する「食のまちづくり」の拠点施設として、小浜の「食」に関する多様な魅力が、展示や体験を通して実感できる博物館。館内に設けられたキッチンスタジオでは、若狭の新鮮な食材を使った料理体験や、料理研修、マナー研修が行われ、食についての理解や、
もてなしの心づくりが進められている。また2階では伝統工芸の体験ができ、3階には医食同源の考えに基づいた健康増進のための温浴施設がある。
小浜は「御食国」である。御食国(みけつくに)とは、古来、朝廷に「御贄」(みにえ)「御食」(天皇の御食料を指す)を納めた国のこと。万葉集においては、伊勢・志摩・淡路などが御食国として詠われるとともに、若狭については、平安時代に編集された『延喜式』に、天皇の御食料である「御贄」(みえに)を納める国として、志摩なとどと共に記されている。
また、奈良時代の平城京跡から出土した木簡の中に「御贄」(みにえ)を送る際につけた荷札が発見されていることなどからも、御食国であったことがうかがい知られる。若狭は、古くから塩や海産物等を納める「御食国」として、歴史的に重要な役割を果たしてきた。
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20種類のご飯も展示されていた
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「フィッシャーマンズ・ワーフ」の前から見た「小浜湾」。対面の白い建物が今宵の宿の「小浜ロッジ」。
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とれたての鮮魚をはじめ、小鯛のささ漬けやカレイの干物などの海産加工物、若狭塗りなどの伝統工芸品まで、若狭の名産品を豊富に扱う。和食レストランや鮮魚・すしコーナーも併設しているほか、蘇洞門めぐり遊覧船の発着場にもなっている。
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横幕に「鯖街道起点」とある
魚の小売商店が並ぶアーケード街。朝に水揚げされたばかりの活きのいい魚や、鯖を焼く煙と一夜乾しの縄暖簾と、威勢のよい声についつい引き込まれてしまいそうになる。1601年に行われた町割りにより、問屋、仲買人の集まる魚専門の一帯が生まれた。
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