アルバム'03


03/3/29 西求女塚古墳
03/3/29 西求女塚古墳
万葉集に詠まれ、悲恋伝説の舞台にもなった3世紀未頃の前方後方墳。平成5年1月から9月にかけて大がかりな発掘調査が行われ、邪馬台国の女王・卑弥呼(ひみこ)が魏(ぎ)の国王から授かったといわれる三角縁神獣鏡7面をはじめ12面の鏡や青銅器、
 
鉄剣、鉄鉾など貴重な多数の副葬品が出土しました。平成13年の調査で奈良県桜井市の箸墓古墳と同様の撥(ばち)形に開く古式の前方部を確認しました。現在、古墳は求女塚西公園として、地域の憩いの場となっています。
03/3/29 沢の鶴資料館
03/3/29 沢の鶴資料館
「沢の鶴」は、灘五郷の1つ「西郷」を代表する酒蔵。昭和53年に昔の酒蔵をそのまま資料館として公開し、兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されていましたが阪神・淡路大震災で全壊。平成11年3月引き続き文化財の指定を受け、新たに免震システムを
 
施して復興。再建にあたり発見された貴重な半地下構造の「槽場(ふなば)」跡や昔の酒造り工程、酒造り道具が見学できます。隣接の「ミュージアムショップ」では、きき酒ができます。
03/3/29 西郷酒蔵の道
03/3/29 西郷酒蔵の道
灘の酒は、享保年間(1716〜36年)には天下に知られ、樽に詰め「灘の生一本」として樽回船で江戸へ運ばれていました。醸造の発展要因として、宮水の発見、良質な播州米や吉野杉の樽、丹波杜氏の技術、六甲の寒気などの条件に恵まれたことなどが
 
あげられます。現在の灘五郷は西宮市の今津・西宮郷、神戸市東灘区の魚崎・御影郷、灘区の西郷です。西郷では昔ながらの酒蔵が阪神・淡路大震災で倒壊しましたが、それでも周辺を歩くと今なお酒蔵地域の特有の雰囲気が感じられます。
03/3/29 西郷酒蔵の道
03/3/29 西郷酒蔵の道
03/3/29 西郷酒蔵の道
03/3/29 西郷酒蔵の道
趣きのあるマンホールの蓋


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