紀行'02/6-'05/2
 
会員・ゲストの紀行アルバムです


04/11/13 龍安寺・苔
04/11/13 龍安寺・苔
石庭の鑑賞もそこそこに切り上げる。退路を巡っていると立派な苔が眼に入った。途中にも立派な庭があったが立ち入り禁止で入口から覗くのみ。湯豆腐屋の庭には「食する方は入庭を許可します」と無粋な看板があった。京都はいま、修学旅行の真っ盛り。中学生が湯豆腐の値段の高さにビックリしていた。
 
湯豆腐の値に驚きし修学生  如水
05/01/10 西宮神社・十日戎
05/01/10 西宮神社・十日戎
きょうは「十日戎」だが、関西以外の方には馴染みが薄いと思う。テレビで商売繁盛を祈願する祭りとして「大阪・今宮戎」が放映されるので、ご存知の方もおありかも知れない。実は「西宮神社」が全国3500あるえびす神社の総本社である。九日が宵戎、十一日を残り戎(残り福とも)と言う。この門は表大門(赤門)と言い、午前6時の開門を待って、参拝一番乗りの「福男」を目指し壮絶な闘いが繰り展げられる。
05/01/10 拝殿
05/01/10 拝殿
「福男」は、この奥にある本殿前で神社の人に捉えられて達成される。昭和15年から、開門神事で一番の参拝者を称えようと、先着3名を福男として認定するようになった。1番に本殿にたどりついたものが1番福、以下2番福・3番福であり、それぞれえびす様の像がもらえるが、実は1番福や2番福よりも3番福の方が豪華である。
 
各人はそれを知らず苦情もない由。因みに認定書と副賞として、1番福は、えべっさんのお米1俵(約60kg)と日本酒4斗樽(72L)。2番福はえべっさんのお米1俵。3番福は八喜鯛である。実際には物よりも、参加すればえびす様のご加護があるとの事。我々一般参拝人は、ここで学生アルバイトの厳かなお祓いを受けてから本殿へと進む。
05/01/10 招福マグロ
05/01/10 招福マグロ
昭和45年から「招福マグロ」が近くの漁業組合から奉納されている。参拝者が硬貨を上手く貼り付けられると福がくるとか。終了後、十日えびすの関係者の方々が食べられる。昨年のは刺身にして約1,600人前!見事に胃の中に奉納された。因みに、今年のマグロは地中海産・310cm・298kgであった。
05/01/10 福笹
05/01/10 福笹
今宮戎の福笹は「商売繁盛で笹持って来い!」と囃子立ながら売られており、笹につける「縁起物」も豪華だが、西宮のそれは至って質素である。やはり土地柄であろう。


前ページ目次次ページ

燦咲倶楽部 次回のご案内 散策履歴 現役散策履歴 会員紀行履歴 リンク集 失敗履歴


otani@max.hi-ho.ne.jpご意見・ご感想はこちらまで