アルバム'05


05/3/26 帰路船中
05/3/26 帰路船中
うしろのお二人は大分お疲れのようである
05/4/30 近つ飛鳥
05/4/30 近つ飛鳥
近つ飛鳥博物館
 
83回 05/4/30(土) 近鉄河内長野線喜志駅→(バス)→ 阪南ネオポリスBS→近つ飛鳥博物館→近つ飛鳥風土記の丘→古墳群→平石城跡→二子塚古墳→推古天皇陵→小野妹子の墓→駅の道「近つ飛鳥の里太子」→竹内街道歴史資料館→BS→喜志駅
 
 今回は三井さんの企画。「近つ飛鳥(ちかつあすか)」とは、難波の宮から見て大和の飛鳥に対して近いことからこの名が付いた。飛鳥と呼ばれるだけあって多くの古墳が存在する。初めての方が殆どで、灯台下暗しと云うところか。バスを降りたところが「大阪府立・近つ飛鳥風土記の丘」単なる丘と思っていたが、29ヘクタールの古墳公園であ
 
る。園内に足を踏み入れると眩しいばかりの新緑に圧倒される。先ずは10時開館の「近っ飛鳥博物館」へ。あと幾つかの古墳沿いの道をめぐり「第1展望台」へ。今日のコースは平坦だと思っていたが、結構な階段の坂、丘と言うより山と言う感じである。風土記の丘をあとに「南河内グリーンロード」を歩み「平石城址」へ向かう。途中で弁当を広
 
げる。飲みかけのコニャックを片手に急坂を下っていると足を滑らす。転げること2・3回。眼鏡は吹っ飛び、片方のレンズ探しにみなさんの協力を得る。かすり傷の真似事で済んだのは幸いであった。おまけに土田さんの予備の眼鏡を拝借し大助かりであった。コース最後での「竹内街道歴史資料館」の館長との語らいを楽しみにしていたのだが、
 
何故か残念ながら休館であった。予定では太子駅まで歩くことにしていたが、寡って歩いた道でもありバスに乗ることにした。気温28度と暑く、アクシデントもあったが、いにしえを偲び新緑を堪能した1日であった。三井さんに感謝。(約16千歩)
 
「新緑の眩しき近つ飛鳥かな」
 
・一面トップ:尼崎脱線 45度傾き電柱衝突 事故調 非常制動も確認(毎日)
 
【近つ飛鳥博物館】
 
 新緑の中に「安藤忠雄」設計のコンクリート打ちっぱなしの無機質な建物は似合わないと思った。特別展として「遥かなり 音の道 日本音楽の源流を探る」を催していた。琴が6世紀からあったとは知らなかった。入館料600円のところ、65才以上は400円であった。
 
 古墳時代から飛鳥時代にかけての文化遺産を中心に、「日本古代国家の形成過程と国際交流をさぐる」をメインテーマとしている。館内は、「近つ飛鳥と国際交流」「古代国家の源流」「現代科学と考古学」の3つの基本テーマでさまざまなメディアを通じ構成されている。
 
 歴史ミニチュア模型としては日本最大の仁徳陵古墳の復元模型、古墳時代に重量物を運搬した「修羅」や金山古墳の家形石棺の実物大模型などが展示されている。
近つ飛鳥風土記の丘
近つ飛鳥風土記の丘
 一須賀古墳群を保存し、その貴重な文化財に触れて親しむ場として、大阪府が設置した史跡公園。29万m2の風土記の丘には、102基の古墳があり、そのうち40基を整備し、見学できる。
 
 園内の展望台からは、「近つ飛鳥」一帯や古市古墳群、遠くには大阪市内や六甲の山並み、淡路島などが望める。
近つ飛鳥風土記の丘
近つ飛鳥風土記の丘
路傍のタンポポ
B9号墳と石棺
B9号墳と石棺
 この横穴式石室にはかってのような家形石棺と組合せ式の木棺がおかれていた。なお、この石棺は6世紀末の形式で竜山石を使用して復元したもの。


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