|
![]() |
会員・ゲストの紀行アルバムです
|
安藤家の祖は藤原姓を名乗り、室町時代に長浜に住み始めたと伝わっている。当地での3代目祐正は、賤ヶ岳合戦(1583年、織田信長亡き後の羽柴秀吉と柴田勝家の戦い)で秀吉方の電撃作戦に協力した。長浜城主の秀吉は町衆の中から「十人衆」を選び長浜の自治を委ねたが、安藤家は代々九郎右衛門を名乗り、十人衆から選ばれる三年
寄の一家として江戸期を通じて活躍した。明治時代以降の安藤家は、近江商人との姻戚関係から自らも商人として東北地方を商圏に長浜の産物の交流につとめている。14代目にあたる現当主安藤権一氏(鎌倉市在住)も近年まで百貨店経営に携わっていた。明治38年(1905年)に建てられたこの住居は、紅殻格子(べんがらごうし)、
虫籠窓(むしこまど)などが施された長浜を代表する近代和風建築。北大路魯山人により彩られた離れの"小蘭亭"や、"古翠園"と名付けられた庭園とともに長浜の貴重な歴史遺産となっている。
|
北国街道を歩いていると、昼飯には少々早かったが、未だ食したことのない「鮒寿し」と「あゆ雑炊」の幟に惹かれて店に入る。
|
口に合わなかったら勿体無いと、一番小振りなものを注文する。全然塩辛くなく、醗酵の酸味が乙な味を醸し出す。一緒に漬けられたご飯が添えられており、未醗酵の米の粒々感が味わい深い。酒は地酒の「七本槍」。これがまた、美味かった。昨年は全国新酒鑑評会で大吟醸が「金賞受賞」とか。
見事な鮒寿司はこちらから http://www.2724.com/
七本槍 http://www.7yari.co.jp/
|
如何に小食の小生とて「鮒寿し」のみにて腹が持つ訳がない。この店のもうひとつの自慢が「あゆ雑炊」。鮒寿しを時間を掛けて味わったあとだったが、舌が焼きつきそうな熱さが嬉しい、流石は鉄鍋の効用か。香ばしい味は焼いているのか。鮎は、びわ湖には餌がないため育たず、彦根本店での養殖物との由。三品の「小あゆ」と「しじみ」はびわ湖産とのこと。
あゆ雑炊 http://www.ayukimura.co.jp/tenpo.html
|
昼飯に店員と語らうちに小一時間が過ぎてしまう
|
● 燦咲倶楽部 | ● 次回のご案内 | ● 散策履歴 | ● 現役散策履歴 | ● 会員紀行履歴 | ● リンク集 | ● 失敗履歴 | ● | ● |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
● | ● | ● | ● |