紀行'05/3-'05/12
 
会員・ゲストの紀行アルバムです


退蔵院
退蔵院
退蔵院
退蔵院
退蔵院
退蔵院
余香苑
 
この広大な庭園は造園か中根金作氏の設計によるもので、昭和38年に着工し、3年の月日を費やして完成した。余香苑は伝統的な造園手法を基盤とした厳しさの中にも優雅さを含む、昭和の名園と言える。構造上目立たぬ苦心が随所に払われており、正面から庭園を見渡すと、奥行きが生まれ、庭園が広く見えることなどが例としてあげられる。
退蔵院
退蔵院
妙心寺
妙心寺
手前が仏殿 奥が法堂
 
仏殿は、文政10年(1827)竣工法要を終えて再興、その後13年まで内装にかかって完成した。工事の棟梁は神森若狭藤原勝信。入母屋造本瓦葺(いりもやづくりほんがわらぶき)の上屋根と裳階(もこし)の屋根の大小の均整もよく、外観はきわめて落ち着いた姿をみせています。廊下で北側の法堂(はっとう)と繋がっています。創建当時は法堂も兼ねていました。
 
法堂(はっとう)は、開山300年遠諱を記念して承応4年(1655)から明暦3年(1657)にかけて建造された。山内の建築物の中では最も大きなお堂。堂内には禅宗様式の須彌壇(しゅみだん)及び鏡天井には狩野探幽筆の雲龍図がある。住持が法を説く場である法堂は、普段は何も祀られていないが、法要に応じてその都度、その法要の対象の仏祖が須彌壇上に祀られる。


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