アルバム'04


04/1/24 鳴門岬
04/1/24 鳴門岬
69回 04/01/24(土) 梅田→明石海峡大橋→室生寺(寿老神)→覚住寺(毘沙門天)
              →万福寺(恵美酒神)→護国寺(布袋尊)→鳴門岬(昼食)→
              長林寺(福緑寿)→智禅寺(弁財天)→八浄寺(大黒天)→
              淡路島公園→明石海峡大橋→梅田
 
今年の歩き初めと云いたいところだが、志向を変えてバスツアー。歩こう会の趣旨に反するとの声も聞こえてくるが、寒いのは高齢者の体に悪いと変な理屈も。遅まきながらの初詣の「淡路島七福めぐり」と相成る。集合は大阪駅北側のバスツアー専用駐車場に7:35。早朝にも拘わらず、大勢の人出。車中での酒は遠慮しようと用意していなかった
 
のだが、ものの見事に粉砕される。ビールを買いに走る者、酒の売場を探し回る者。出発は8:00。総勢48人の満席。殆どが高齢者で女性がやや多いか。車内中央に吾ら12人が陣取る。各所下車時には、いつも吾らが最後。奥ゆかしさ?に感謝される。紳士のたしなみ、酒も静かそももの。七福神はいずれも神仏混合。真言宗であるが、お経は
 
総て般若心経。諳んじているオバチャン達の多いのに驚き。法話が商売気たっぷりの漫談調もどこも同じ。弁財天では何故か先客のバスが満車、ここだけはパスして隣の無人の神社へ。帰りの明石海峡大橋では、日もとっぷりと暮れ、毎正時5分間の七変化のイルミネーション。バスはチャッカリと土産の海産物館へ、試食のちくわ1本にほだされる
 
ことに。梅田19:20無事帰着、新年会へと足を運ぶ。天気に恵まれた、幸先のよい七福神めぐりであった。
 
「福参り法話は寄席の如くなり」   
 
04/1/24 寿老人
04/1/24 寿老人
十輪山宝生寺:達者で長寿を授けるみ寺
 
寿老人(長寿の神)
 
ご詠歌:玄鹿の命長きにあやかれと杖を引きつつ世を救う神
 
桃は若さのシンボル。「西遊記」に孫悟空が桃木から長寿のみをとり、元気をとり戻した。寿老人のもつ桃は、美しく老いてゆくことの大切さを示している。また、鶴と亀は長寿のシンボルとされている。
 
縁起:天平13年(740)聖武天皇の勅令を受け、僧行基が淡路島に建立を祈念し、自ら刻まれた地蔵菩薩を安置したのが始まりで、「日限地蔵尊」と崇められ、霊験あらかたな尊像として多くの人々に親しまれて来た。
04/1/24 寿老人
04/1/24 寿老人
04/1/24 寿老人
04/1/24 寿老人
うしろの橋を渡ると寿命が伸びるとのことである
04/1/24 毘沙門天
04/1/24 毘沙門天
南隆山覚住寺:心身の裕福を授るみ寺
 
毘沙門天(勇気の神)
 
ご詠歌:魔を降す猛き姿にひきかえて情にあまる福徳の神
 
母親の愛に対して、父親の慈悲。愛だけではこの人生の荒波を乗り越えられない。金の鎧で魔をよせつけず、悪業煩悩を押さえつけ、強く、正しく、力強く生き抜く勇気がなくてはならない。一家の柱の父親、一家一族を守るため、この人生の激流に足を踏ん張り仁王立ち!父の慈悲と母の愛、相互に相まって一家和楽の風が吹く。
 
縁起:推古天皇の頃(592)聖徳太子の勅詔により創建された。往時七堂伽藍を備えた広大な寺領の塔頭も多く数え、その威容を誇っていた。当寺は、淡路島でも最古の寺院の一つ。


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