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時も移り 和解の証に水戸市から贈られたもの
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開国の父・井伊直弼が不遇の青年時代を過ごした屋敷。十一代藩主・直中の十四男として生まれた直弼は、300俵の捨扶持で、 17歳から32歳まで、この屋敷で過ごし、「世の中をよそに見つつも埋もれ木の埋れておらむ心なき身は」という和歌を詠み、 自らこの屋敷を「埋木舎」と名づけた。将来に夢も希望もない身ではあったが、直弼はこの時期に文武両道の修練に励み、 後に大老として、日本を開国へ導くまでになった。
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開国記念館では、十一月二十五日までの四百年祭期間中を通じて、彦根城ロケを行った映画やテレビドラマ約三十作のダイジェスト画像が上映されている。
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舟橋聖一の『花の生涯』は、昭和27年7月から1年間、毎日新聞に連載され、また、同38年には第1回NHK大型テレビドラマとなり大好評を博した。
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玄宮園は、四代藩主・直興によって造営された池泉回遊式の大名庭園で、中国唐時代の玄宗皇帝の離宮になぞらえて造られている。 国宝の天守を背景に、四季折々の風情があり、特に秋の紅葉は素晴らしく、風雅な雰囲気が漂う。
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