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ここは10時開館。当初、予定にはなかったが、阪急が遅れたお陰で少し観賞することができた。
ここは、日本の近代建築の祖ともいうべき辰野金吾とその弟子・長野宇平治が設計し、明治39年(1906)に竣工した日本銀行京都支店の建物。明治を代表する洋風建築として昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定された。
平安京遷都1200年事業の一環として「京都文化博物館」の別館となる。本館には常設館のほか、京都の暮らしや産業などをテーマにした特別展がある。
1階の「ろうじ店舗」は、幕末の京の町家をモデルにした店。格子の中の店舗スペースでは、京料理や「京物」と呼ばれる伝統工芸品のショッピングが楽しめる。
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京都文化博物館を過ぎ 高倉通を右に折れたところ
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高倉通に台車を残し、頬被りのおばさんが路地に入っていった。
失礼して台車の茣蓙を開けると、瑞々しい野菜が並んでいた。
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ここは非公開。道を隔てて眺めるのみ。
大丸ヴィラは、昭和7年(1930)、当時の株式会社大丸社長下村正太郎の住宅として、ヴォ−リズ建築事務所の設計、清水組の施工によりに建てられた。
建物は、鉄筋コンクリ−ト造の3階建で、主棟を南北に通し、東西に支棟を出して各妻面に煉瓦積の煙突をつけ、上層壁面は太い柱型をみせたハ−フティンバ−で飾られている。また内部は、捩れ棒状の手すりがつく階段、白漆喰で仕上げられた幾何学模様の天井、石造の暖炉など、各所に凝ったデザインがみられる。
いわゆる日本化が進んでいた当時の洋館のなかで、この住宅は、ほぼ純粋なチュ−ダ−様式でまとめられた昭和初期の京都を代表する邸宅の一つとして貴重であり、昭和59年6月1日、京都市登録有形文化財に登録された。
また、多数残っている家具配置等も建築と同時に設計者ヴォ−リズにより指導されたもので、様式的には建物と同様チュ−ダ−様式が中心となっている。これらの家具は建物と一体のものとして貴重であり、その一部66点は、昭和61年6月2日、追加登録された。(文化財保護課所管)
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明治31年(1898)にアメリカのガーディナーによって建設された煉瓦造り。土曜の午後と日曜には入場でき、礼拝とピアノが演奏される。土曜の午前の故、早々に退散する。
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