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きょうの昼食の料亭

まだ暖簾も掛かっておらず「準備中」の札のみで民家かと思った

ここの平日は、コース料理の予約客に限られている

　当市のＨＰには、新鮮魚介と健康野菜、丹波の有機栽培天日干しのこしひかりを使用している、創作和食のお店。武家屋敷を改装した趣のある店で、四季折々のお料理と庭に咲く華々を、ゆったりとした空間で味わってみてはいかがでしょうか。と紹介されていた。

　ここ春日は、山垣遺跡や七日市遺跡から出土した木管や墨書土器から、奈良時代初期にはすでに春部（かすかべ）郷と呼ばれていた。平安時代には春日部荘となった。幼名「お福」は、その由緒ある春日の名から「春日局」という称号をいただいたと言われている。

この山上に黒井城址がある

　黒井城の歴史は遠く南北朝時代まで遡るが、国指定史跡の立派な山城を築き上げたのは戦国時代の終わり頃に城主となった荻野（赤井）悪右衛門直正。

　標高356ｍの頂上の本城部分も含め周囲8ｋｍに及ぶ猪口山全体が巨大な要塞で、山中のいたるところに曲輪や土塁、空堀など戦国時代の遺構がそのまま現存し、典型的な戦国時代の山城跡と高い評価を受けている。

　山頂からの展望がすばらしく、別名を「保月城」とも言う。