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説明にあった切り株の小社
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お寺に鳥居 昔の名残か
長柄の人柱となった巖(いわ)氏の冥福を折り、推古(すいこ)天皇が長柄橋のそばに橋本寺を建立したという。それが大願寺の渕源説で、現伽藍は安政6年(1859)改築である。当寺には、後一条天皇が人柱伝説に感銘し、寛仁3年(1019)すでに消滅していた長柄橋の橋柱を用いてつくった地蔵尊、巖氏の絵像、橋柱の残木等を寺宝としている。
長柄の人柱伝説はいろいろあるが、ここでは吹田垂水に巖氏長者という者が、財産もあり、なに不自由なく暮らせる身分であったが、この恩返しに架橋に難渋していた長柄橋の人柱となったと伝えられている(大願寺縁起)。
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