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　尼崎信用金庫が創業８０周年の記念事業の一環として、地域の発展と地域文化向上の役に立ちたいと、平成１３年６月１日に開設した。

　当博物館は、江戸時代、大阪城の西の守りとして栄えた尼崎藩の象徴であった「尼崎城」をイメージした瀟洒な白壁の建物で、業務用会議室のほか、施設の一部を地域の芸術、文化の発信基地として利用できる、コミュニティスペースになっている。

　また, ２階の常設展示スペースには、「城下町尼崎展」コーナーと「あましんコインミュージアム」がある。

城下町尼崎展コーナー

　尼崎藩主　桜井松平家ゆかりの、重要文化財「太刀　銘守家」を初め、尼崎市指定文化財である尼崎城時代の地域の貴重な歴史的資料を展示解説。併せて「尼崎城内の縮尺模型（1/300）」も展示し、現代につながる、郷土・尼崎の昔に想いを馳せるスペースになっている。