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近年すっかり有名になった新橋からの飛び込みだが、昔から新橋から飛び込むことは、郡上八幡に生まれた子供たちにとっては、ひとつの通過儀礼。小さなときから川に親しみ、最初は低い岩から飛び込み、三角岩、サンリキ岩、学校橋、やがて新橋と順に高いところから飛び込んで度胸をためしていく。
その中には、自然に学んだ暗黙のルールがある。増水のときは飛び込まない。川は時おり水温が低いから、必ず体を水温に慣らす。仲間の子供は着水点の周囲に誰もいないことを確認して合図を送る。そしてあくまでも自分の責任で飛び込む。無理と感じたらやめるのも勇気のひとつ。これは郡上八幡の子供たちの伝統文化でもある。
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これより翌朝(22日)
7時30分からの朝食のあとロビーにてティータイム。バスの時間9時40までの間、昨日の積み残しのところをめぐる。
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ここへの道を自転車に乗った少年に教えて貰う。観光地の子らは慣れているのか親切丁寧な応対は気持ちがよい。
郡上八幡旧庁舎記念館の横にある鯉や川魚が泳ぐ豊かな用水。民家の裏手を流れ、夏になればスイカが冷やされオトリに使う鮎が篭に入れてあったりする光景も。洗濯場が3ヶ所あり近所のおばさんたちの社交の場でもあったりするが、最近はカメラなどを向けられるのを嫌がって、その数は昔と比べると減ったとか。
それでも川に魚がおり、川の水で物を濯ぐなんてことは少し前まではごく当たりまえのことだったが、それが名所のなるなんて考えようによっては少しオカシイ気がする。
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「町内引廻しの上鞭叩き百回」が面白い
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