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真幡寸神社
明治天皇が慶応4(1868)年大坂行幸の途中、真幡寸神社(城南宮)で昼食をとった。この石標は明治天皇行幸の跡を示すもの。
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127回 08/11/22(土) JR阪和線日根野駅→日根野駅前バス停→(バス)犬鳴山バス停(標高140m)→のっぽ杉→犬鳴山参道入口→義犬の墓→七宝滝寺→不動明王(300m)→清滝堂→行者の滝→林道と合流→犬鳴隧道→不動谷→林道分岐(450m)→五本松(700m)→ハイランドパーク→展望台→以下Uターン
今回は人出の少ない紅葉の穴場として、ここ犬鳴山を選んだ。犬鳴山とは七寶瀧寺の山号であり山の名前ではない、「いぬなきさん」と読む。例により昨日までの天候が嘘のように快晴。新聞の紅葉だよりも「みごろ」との由で勇んで家を出る。日根野駅からのバスには我らの他の乗客はまばらで悪い予感がよぎる。犬鳴山のバス停付近には観光バ
スや車も駐車しており人出も多くなる。二三の温泉旅館や土産物屋などがあり予想よりも開けていた。と思うのも束の間、「のっぽ杉」を過ぎる頃には鬱蒼した薄暗い森となる。流石は古くから修験場の霊場だけあって、辺りは神秘的な雰囲気が漂う。足元もいきなり石段状のキツイ道となりいささか余裕をなくす。快晴も関係なく薄暗い渓流に架かる橋を
渡ったり石段を登って進んで行く。少々余裕ができ足元から眼を周囲に移しても、一向に紅葉にお眼にかからない、悪い予感が的中したようである。滝も七つあるらしいが足元に気をとられて大半は見過ごしたようである。険しい道も記念にカメラに納めておけば良かったがその余裕はなかった。とは云え、林道に出てからは僅かながら紅葉も眼にした
し、予定外のハイランドパークや展望台まで足を伸ばせたのは収穫であった。予想では山の急坂は登らずにUターンして温泉に向かうご仁もあるのではと思っていたが、皆無であったのは幸いであった。ただ、お一人が何かの虫に刺されたか、気分が悪くなり途中待機されたのは残念であった。修験者の真似事をした久々の登山であったが、高低
差550mの急坂踏破は今後の参考になったコースではあった。下りは前半車道組と後半車道組の2班に別れたが、何れもバスの時間に間に合ったのは何よりであった。夜の部はお二人がご帰宅で天王寺にて17:30から。精算の段になって、お二人のバス代を失念し皆さんから余分に頂き申し訳なく猛省頻りである。帰宅して念のため夕刊の紅葉だ
よりを確認すると「みごろ」となっていた。「シンジラレナ〜イ」の一日だった。(約23千歩)
「うすもみぢ犬鳴山の道険し」
・一面トップ:パナソニック 三洋買収1兆円規模 TOB全株対象に(朝日)
追伸、虫は予想どおり蜂であり1週間程飲薬と傷薬を使用すれば大丈夫とのことで、湿疹は24日から引いたとの由です。何はともあれ大事に至らず何よりでした。
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