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139回 09/11/12(金) 梅田:プラザモータープール茶屋町駐車場→美山かやぶきの里→篠山(昼食)→石龕寺→円通寺→高源寺→梅田:大阪駅西側
今回は路線バス便が少なく通常は行けない「美山かやぶきの里」へのバスツアー。二次目的に「奥丹波紅葉三山」での紅葉狩。当地の今年の紅葉の見頃が中旬とのことで、定例の第4土曜をはずし且つ交通渋滞を避けるため平日とする。7時40分と早い集合にも拘わらず、8ヶ月ぶりにカムバックの島本さんを含め全員定刻までに揃い先ず
は一安心。バスは3座席を残し満員状態、定刻8時を少し過ぎての出発。バスはトイレ付きで最初から分かっておれば、トイレの近い方も参加されたかもと思いが残る。昼食の時間調整か、はたまた高速料金節約のためか何故か「亀岡」まで一般道路を走る。美山では無風の快晴で日差しも強く暖かいくらい。寒いので服装に注意との一言のた
めか皆さんセーター着用。余計な老婆心で申し訳なかった。楽しみの一つでもある昼食はめしが硬く、ぼたん鍋をはじめ全般に薄味で少々ガッカリであった。折角の紅葉は三山とも一週間は遅かったようで散々だった。ともあれ一部渋滞はあったものの予定より早く午後7時35分に帰着できたのは、好天と共に何よりであった。遅めの夜の部は、道中うどんを食された方らを除き6名で乾杯をする。
「紅葉散るたゞ好天に救わるゝ」
・一面トップ:返済猶予法案 衆院通過 自公退席 未明に可決(毎日)
なお、帰宅後、今年9月19日から11月29日までの土日祝日に直行便バス(阪急桂駅−かやぶきの里)があることが分かりました。伏してお詫びいたします。
往:桂駅9:00発 かやぶきの里10:20着
復:かやぶきの里15:31発 桂駅16:54
運賃:往復2,700円
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駐車場前から
1993年(平成5年)、この集落全体が、文化庁の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。 地区では「かやぶきの里保存会」を組織し、歴史的景観の保全と住民の生活を両立すべく、さまざまな検討を重ねた。その結果、住民が出資し、「有限会社かやぶきの里」を設立し、建造物の維持管理および観光施設としての運営を組織的に行うようになった。
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現存している茅葺き屋根の家屋の多くが江戸時代中頃から末期にかけて建てられたものであり、昔話に出てくる民家を思わせる屋根形状が特徴である「北山型民家」に分類される。 この村は50戸ほどの集落であるが、うち38戸が茅葺き屋根である。交流館、民俗資料館、民宿などもそのなかに含まれる。
集落の外れに食堂と土産物屋があるが、それらは(有)かやぶきの里が運営している。その建屋も茅葺き屋根である。
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茅葺き屋根の維持のためには数十年毎に葺き替えをする必要がある。一時、茅葺き職人の後継者がいなくなりそうだったが、近年、住民の中から職人が誕生した。
茅葺き屋根の住居は火に弱い建物である。近年でも火事で焼失しており、火災対策は重要事項となっている。住居の母屋毎に「放水銃」が配備されている。普段は小屋の形をした収納箱の中に収納されているが、使用時は液圧シリンダーにより小屋の屋根が開き、放水銃が迫り出すようになっている。
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気持ちがはやり望遠にてパチリ
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